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ジュニアオフ会記録

第29回アウトドアジュニアオーナーズオフ「ブルーベリーオフ」 2008年8月9日

投稿日:2008年8月25日 更新日:

第29回アウトドアジュニアオーナーズオフが8月9日-10日、福島県猪苗代町で開催されました。

今年で2回目となる「ブルーベリーオフ」です。1日早く出発し、山形県米沢方面もまわってきました。

 

今回の「第29回ブルーベリーオフ」は8/9、8/10の土日開催ですが、8/
8の金曜日に休暇をいただきちょっと回り道してオフ会に参加しました。

 

8/7木曜日の「前日夜出発」は恒例です。通勤割引で東北道矢板ICまで行きます。当初の計画では矢板で乗り直し、
2枚目のETCカードで郡山まで行き、下道を道の駅「裏磐梯」まで行き、泊まりというものでした。しかし例によって出発が大幅に遅れ、
矢板を下りたときはもう20時を少し回っていました。

仕方ないので「矢板温泉」で入浴し、矢板ICから深夜割引ねらいで再び東北道へ。何とか五百川PAまで頑張って走りました。
そこで泊まりました。

明けて8/8金曜日。五百川PAは良い天気です。

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朝ご飯を食べて、身支度を済ませ出発です。猪苗代磐梯高原ICは目と鼻の先です。磐梯山がきれいに見えます。

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R115からR459、県道2号(猪苗代米沢線)から福島、山形の県境白布峠をめざします。
東鉢山展望台からは檜原湖がきれいに見えます。

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このあたりは標高も高く涼しいです。

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県境の白布峠。いよいよ山形県です。

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峠を少し下りたところに白布温泉があります。父親から良い温泉だと聞いていました。実は行ってみたかった理由はもう一つあります。

若かりし頃、テレビ東京でサロモン提供の「スキーナウ」という番組をやっていました。スキーに最も力の入っていた時代です。
この時の我々のヒーローは「佐藤正人氏」。全日本スキー連盟のトップデモンストレーターです。この佐藤氏の本拠地が天元台スキー場。
白布温泉からロープウェイで上がったところです。当時から白布温泉はレトロな良い温泉街という印象を持っていて、
是非行ってみたいと思っていました。冬は白布峠を越えられないので、福島からちょいと行けるのは雪のない季節の特権です。

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事前にネットでチェックし、「白布湯めぐり街めぐりクーポン」というものがあることを確認しています。1000円でクーポンを買うと、
白布の温泉3箇所に入れるというものです。1箇所333円で入れるのですからぐーです。

まず交流施設白布森の館へ行き、クーポンをゲット。

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そこにも温泉があるので1箇所目の入浴です。

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お湯は、湯ノ花が漂い効きそうな感じの温泉です。平日の朝なので他に誰もいませんでした。貸し切りです。

お昼になりおなかも空いたので、吾妻軒というお店に行きました。

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田舎のおそば屋さんだろうと思っていって見ると、これがなかなか。有名人の色紙も沢山飾ってある、有名店でした。

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注文したのはおすすめの「冷やとろそば」。なかなかの逸品です。

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お腹もふくれたので2軒目の温泉に行きます。「西屋」。レトロな旅館です。昔白布には「西屋」「中屋」「東屋」
と3軒の宿があったそうですが、「中屋」と「東屋」は焼失してしまい(東屋は再建)、昔の趣を残しているのはこの「西屋」だけだとか。
茅葺き屋根です。

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中庭に梅干しが干してありました。良い感じです。

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肝心の温泉はというと、これがすごい。あっつい温泉が高いところからジャバジャバ出ています。
3つのうち一つは加水してあるので打たせ湯ができます。(後の二つは熱くて駄目です。)

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「源泉掛け流し」と書いてありましたが、説明不要です。どう見ても掛け流しです。

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こんな表示もありました。「温泉遺産」なんですね。

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さて、いよいよ3つめの温泉に向かいます。目的地は「新高湯温泉吾妻屋旅館」。ガイドには
「ロープウェイ湯元駅から山道を1キロほど登ったところにある一件宿」とあります。
はたしてキャンピングーアウトドアジュニアでその山道を登りはじめました。

道は急です。ものすごく急です。ギヤは2速から1速へ。エンジンのうなる音がだんだん弱くなり……、止まってしまいました。
平らなところまでバックして再挑戦。……やはり止まってしまいました。「ガーン」車で温泉に行けない。ここまで着たのに悔しい。と、
イラストマップを見てみると、汗をかきながら登る人のイラストの横に「徒歩約20分」とあるではないですか。うーん。「行こう。」
決断しましたが、何と言っても車も登れない急坂です。

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何度も休憩しながら30分ほどかけて登り切りました。もっのすごくきついです。まず自販機でポカリスエットを買い、
1リットルほど一気に飲みました。

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秘湯です。ウン。絶対秘湯です。車上がりませんから。

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ここには岩風呂の他、「根っこ湯」と言って、木をくりぬいたお風呂があります。混浴です。といっても他には誰もいません。
秘湯ですから……。

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下りは楽かと思ったらそうでもない。ものすごい坂ですからひざに来ます。それでも休みながら何とか下山。
ちょうど天元台ロープウェイが頭上を通過。

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ゴールはもうすぐです。

ジュニアのところまでやっと戻りました。「高原ソフト」食べたいです。でも売っていませんでした。ウソの広告です。(抗議!)

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というわけで努力と根性で3つの温泉に入り、白布温泉を後にします。次の目的地は小野川温泉です。
さすがにもうお風呂はゲップなので足湯に入り、飲泉に挑戦しました。

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温泉の出ている竹筒にそうめんのような湯ノ花が付着しています。飲んでびっくり。味がするんです。ちょうど良い塩味。結構美味しい。
糖尿病に効くそうです。少し汲んで帰ります。

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おみやげ物で面白いものを発見しました。どこのおみやげ屋さんにも置いてあります。「ラジウム卵」。普通の温泉卵とはちょっと違い、
白身がとろとろ黄身が固まっているというものです。ここの70度ほどの温泉でできるものらしく、
飲泉所の横にラジウム卵を作る湯槽がありました。

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次の目的地は米沢市。観光目的ではありません。肉を買うためです。米沢に行かなくても米沢牛は買えると思いますが、
やはりここはご当地ということで行きました。オフ会の目玉にするためです。お肉屋さんは「登起波牛肉店」
食堂もありかなり大きなお肉屋さんです。

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ここで米沢牛の串焼きを買いました。一串300円します。なので子供は1本あたりません。ごめんね。
念のために米沢牛の2軍を少し買っておきました。(もっと買っておけば良かったのですが……)

米沢ではお買い物のみです。来年のNHK大河ドラマの舞台として熱いですが(直江兼続)、観光はせずに出発です。

道の駅「田沢」でラフランスアイスとラフランスラムネをゲットし、再び福島県へ。

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道の駅「喜多の郷」につきました。温泉入浴するためです。が、「温泉ちょっと休みたいよね。先にごはん食べる?」
ということで市内に向かいます。目指すは喜多方市役所隣の「ばんない食堂」。

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ここの肉そばは絶品です。実は、埼玉でも久喜インターのそばに坂内食堂の出店があります。チャーシューめんもありますが、
本場喜多方の肉そばとは微妙に違うような……

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満腹になったところで、再び道の駅「喜多の郷」に戻り入浴します。ここの温泉も良いお風呂なんですが、
白布温泉3連発+小野川温泉足湯&飲泉では影が薄いです。

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さっぱり汗を流して、目指すは本日のP泊地、道の駅「会津柳津」。会津若松より西へ行ったことがなかったので、
ちょっと行ってみたかったのです。静かな道の駅でした。ジェネはちょっと気が引ける感じです。おかげで結構暑かったですね。

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明けて8/9日土曜日、オフ会の日です。良い天気です。道の駅「会津柳津」の施設はまだ開いていません。とりあえず先に道の駅
「尾瀬街道みしま宿」へ行きます。

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只見川がきれいです。

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再び「会津柳津」に寄ってあわソフトを食べます。また足湯にもつかります。

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この柳津はあかべこ発祥の地なんですね。でかいあかべこがありました。

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続いて、道の駅「にしあいづ」へ。

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道の駅巡りは楽しいです。良い時間になりました。猪苗代をめざします。

本体到着前に宇川クリーンファームへ行き、打ち合わせをします。宇川さんや奥さんのお友達の育てた地元野菜をゲット、
キープしておいてもらいます。これもこのオフ会の目玉食材です。ほんとに美味しいんです。いろいろお話をしていたらいい時間になりました。
集合場所へ向かいます。

集合場所のヨークベニマルへ到着すると、集合時刻前にもかかわらずもう数台のキャンピングカーアウトドアジュニアが駐まっていました。
最初に声をかけていただいたのはクマさん。他にmoto-jrさん、Oさん、まささん、軽自動車で参加のKさんがおそろいでした。
しげ坊さんもいらっしゃいました。あとは師匠だけです。ヨークベニマルでお買い物をしていると師匠も到着。全員集合です。
今回はメインディッシュの米沢牛と地元野菜、またビアサーバーの生ビールがあるので、その他の食材を買います。
米沢牛が予算を圧迫しているので、ささやかな買い物です。

買い物を済ませ移動します。会場の宇川クリーンファームへ行く前に、リカーショップ宇川に寄ります。ここは、
クリーンファームオーナーの弟さんの経営する酒屋さんです。なぜ寄ったかというと、前回のオフでもおなじみの「雪室」を見学し、
雪中貯蔵酒を購入するためです。

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さすが豪雪の会津です。冬の間に降った雪を閉じこめて、この真夏でもたっぷり残っています。雪室の中は2度だそうで天然の冷蔵庫。
エコです。

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ここに貯蔵されている生酒もうまいんです。皆さんもおみやげに購入されていました。

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いよいよ会場へ移動します。前回と違い、ブルーベリー農場前ではなく10メートルほど離れた広場に設営します。
もう手慣れたものでぽんぽんとテントを立て、(実際は足が出ず大変でした。)ぱたぱたとテーブルを出し、さっさとビアサーバーを仕掛けます…
…。えっ、ビアサーバーセットしたことある人、この中にいないの?苦労しながらセットしました。待ちきれません。
やはりあらかじめ冷やしておく工夫が必要かもしれません。

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それでもなんだかんだ言いながら、時を過ごします。デジイチ部会も活発です。クマさんが、新発売のD700を見せてくださいました。
なんか、ものすごい広角のレンズも使わせてもらいました。

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なんて言っている間に生ビールも冷えてきました。炭をおこして宴会突入です。Oさん、もやしを使った一品料理ですね
(タンドリーチキンの下に敷くのか)。

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その他、いろいろな一品料理が出てきます。うちは、例のラジウム卵です。

機が熟してきたので、米沢牛の串焼き投入です。

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やっぱちがいますねー。うまい。地元野菜もうまいです。地元野草の紫蘇も登場。オーナーの宇川さんに教わって食します。

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子供達は恒例の花火。楽しそうです。今回は場所の関係で大人の火遊びはありません。それでも楽しい語らいに夜は更けていくのでした。

明けて8/10今日も良い天気です。サイトをみんなでさささと片付けて、記念撮影。

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その後本命のブルーベリー農場に向かいます。ブルーベリーは関東でもありますが、なぜここ福島までわざわざ来るのか。味が違うんです。
オーナーの宇川さんの独特のこだわりが、美味しいブルーベリーを育てています。宇川さんはミネラルトマトも育てていて、
作り方を教えにあちこちで講演されているそうです。マイスターですね。

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うちは大量につみ取りをしたので、皆さんを待たせてしまいました。ごめんなさい。3.5キロほどつみ取りました。
ご近所に配ると大変評判が良いのです。

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原油高の中わざわざ来てくれたと言うことで、オーナーからキャンディーのプレゼント。目に良いですよ。

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今回も楽しいオフ会となりました。皆さん道中お気をつけて。次回も楽しくやりましょう。

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