第28回アウトドアジュニアオーナーズオフが7月19日-21日和歌山県白浜町の「オートパーク日置川」で開催されました。
これは、「第1回関西オフ」として行われるものです。
金曜日。ボスの「早く退勤してよい」という言葉を待っていたところ、ありがたくその御言葉をいただきました。さあ出発です。
どのルートをとるかずいぶん迷いましたがとりあえず環八→東名ルートを選びました。
自宅からの出発の場合、圏央道入間から中央道というプランもあったのですが、254に近い職場からの出発なので環八の選択です。
「井荻トンネル」も完成し、環八も以前に比べればずいぶんましになりましたから……
16時すぎには東名に乗ることができました。あとは100キロ。裾野まで走ります。その後は一般道。昨夏の1号線の旅で、
静岡県内の1号線バイパスがびゅんびゅん流れることを体験していたので、節約をします。
裾野を降りるときにふとETCカード2枚使いのことが頭をよぎりました。裾野から沼津までの246は信号も多いので、
1号線びゅんびゅんエリアの富士くらいまで東名で行っちゃおうかと考えたのです。
ところがこいつが大誤算。
裾野ICをピッと降りて、すかさずカードの入れ替え、そしてUターンまた裾野ICをピッと乗る。ここまでは計算通りでした。
ところがその後東京方面と名古屋方面の分岐がない!あ?といってる間に本線合流。「マジかよ」東京向きに走ってる!
最悪です。200円とたっぷり30分以上の無駄遣い。
この30分があとで痛いことに……
教訓:「2枚使いはUターンと決めつけるな」(裾野ICはそのまま直進し、信号を渡って先の入り口から入ればよかったんですね。)
沼津までは渋滞しましたが、田子の浦のあたりから計画通りびゅんびゅんになりました。
清水のコンビニで夕食とドリンクをゲットし先へ進みます。静清バイパスで少し滞りましたが、ほぼ順調。後は時計とのにらめっこ。
計画では音羽蒲郡あたりで再度東名に乗り、刈谷ハイウェイオアシスにて温泉入浴の予定です。天然温泉かきつぼたの湯は23時までの営業。
22時15分受付終了です。だんだんやばくなってきました。予定を少々変更し、袋井から東名に乗り激走。
刈谷HO到着22時20分。一応タオルを持って走る。22時23分。非情にも「本日の営業は終了しました。」の看板。あ?あ。
あの30分がなかったら……
結局シャワーを浴びてお休みなさいとなりました。
あけて土曜日。よい天気です。暑くなりそうな感じです。
刈谷を出発してどうするかまだプランが煮詰まっていません。いずれにしても亀山までは行かなくてはなりません。
四日市のあたりで少し渋滞している間に決めました。
高野山、龍神ルート(別名:HEYさんルート)
というわけで亀山からは名阪国道ルートをとります。相変わらずびゅんびゅんの国道です。途中道の駅「いが」
でスタンプを押しながら針テラスへ
そこから一般道を走ります。名阪国道を天理まで行って京奈和道という考えもあったのですが、情報が不足しています。
ただなのか有料なのか?どこから乗るのか?(ナビには道路の影も形もない)結果的にはそれがよかったのかもしれませんが……
R369→R165→R24とルートをとります。途中ラジオでおもしろい歌を流していました。ウォーキングブルース。耳につきます。
「血糖値が高いから、中性脂肪が高いから、前立腺が腫れてます、とにかく歩けといわれてる」これを延々繰り返します。オレのことか?
という歌です。これを呪文のように唱えながらウォーキングするそうな。
なんてやってるうちに五条につきました。前回の紀伊半島の旅で買いそびれた柿の葉寿司をゲットします。後で食べましょ。
橋本からいよいよ高野山に登ります。
R370、R480。峻険な山道です。ジュニアにはきついです。ものすごくきついです。時々1速です。しかも狭いです。
曲がりくねってます。
やっと高野山のメインストリートに出ました。そこは別世界。広い道路がどーんと通り、大小のお店。銀行もあります。人もたくさんいます。
なんか不思議な感じです。
世界遺産の有名観光地。歴史的背景もある。とりあえず下車です。
これが金剛峯寺ね。
写真、写真。なんてさわりだけを体験。おなかがすいたのでエアコンを効かせて「柿の葉寿司」で腹ごしらえ。
さて出発。おっジュニアがいるぞ。湘南ナンバーHEYさんの車でした。
ではお先に失礼。
さて次はR371「龍神スカイライン」名前はかっこいいです。景色もいいです。道幅も2車線あります。がっ……アップダウンがきつい!
2速でもどんどん加速していく下り坂。1速でないと登らない上り坂。やはりジュニア向きではないようです。
途中あじさいが……
ごまさんスカイタワーに立ち寄り
龍神温泉を目指します。
道の駅龍神のほど近くに龍神温泉はありました。
おっジュニアが駐まってる。
HEYさんにどこかで抜かれた?ちがうKUMAさんでした。そうこうするうちにHEYさんが追いついてこられ、
ジュニアスリーショットとなりました。HEYさんとは骨折オフ以来の再会です。
さてお風呂。なかなかいい温泉です。
肌がつるつるになります。後で聞いた話では、「日本三大美人の湯」の一つだとか……。
このすべすべが美人の湯たるゆえんなんでしょうか。車に戻るとKUMAさんが出発するところでした。再会のご挨拶をし、
それぞれオフ会の地を目指します。
R371→R425→県道29→R42とたどります。途中道の駅「紀州備長炭記念公園」に寄ります。
相変わらず山道はきついです。海辺の42号も結構アップダウンがあります。
今回の旅の前にジュニアに「燃費マネージャー」をつけました。きつい道を走っている割に、平均燃費は8.2キロほどです。
登りでガソリンを使い、下りで節約するパターンです。
田辺から白浜を右にみて道は椿温泉を過ぎます。日置川大橋をすぎるとゴールは間近。
みなさん、お待たせしました。700キロを超える道のりをはるばるやってきました。
オートパーク日置川には、もうすでに数台のジュニアが集まっていました。
「オートパーク日置川」http://www.daisue.co.jp/d-kai/hiki/index.htm
今回のオフ会の幹事を務めてくれる関西渋腸、2号temjinさんご夫妻+萌ちゃん、4号kiraichiさんファミリーはじめ、
関東からyasu師匠ファミリー、moto-jrさん、漂流ハイゼット号も到着しています。
先発隊に温かく迎えられてご挨拶。配置を決め、電源を確保。テーブルといすを出し体制は整いました。しげ坊さんご夫妻、
料理長ご夫妻も到着しました。(到着車の前後はよく記憶していない……)
サイトの中央になにやら竹の樋がかかっています。何でしょう。これは流しソーメンのための樋。関西支部は、
あれこれ趣向を凝らしてくれています。
そうこうするうちにKUMAさん、HEYさんも到着し、ジュニア10台プラス1という大オフ会となりました。
(この後遅くなってさくらパパママも到着し11+1になります。)初日は肉系の料理を堪能しました。地鶏にすさみのイノブタ、
野菜もあれこれ……
ビールサーバーの到着は日曜日となるので、前夜祭は缶ビールです。KUMAさんにおいしい日本酒を差し入れていただきました。
大吟醸です。ものすごく高いお酒だと聞いています。
関西支部も地酒「太平洋」を用意してくれていました。いつものようにおいしいものを食べて、うまいお酒を飲んで夜は更けていきます。
22時以降は発電機禁止です。「月がとっても青いから……」ランタンの夜というのもいいですね。キャンプ定番のたき火もあります。
楽しい前夜祭でした。
あけて日曜日。今日もいい天気です。気温もぐんぐん上がっています。西の料理長はみんなの朝食作り。ありがとうございます。
おっ後ろに不思議なものをくっつけた軽自動車がサイトに向かって坂を下りてきます。
トレーラーに改造ジャイロを積んだ酒呑童子さんの登場です。
このジャイロは後輪の間隔が広く、タイヤもでかいです。青いナンバーがついています。
私のマイクロカーと同じミニカー登録になっています。ということは、ノーヘルOK。シートベルト不要、
制限速度60キロの自動車ということです。酒呑童子さんは軽1ボックスも改造されていて、(漂流ハイゼットさんほどではありませんが……)
荷物も詰めて寝られるようになっています。シンクやサイドオーニングもありびっくりです。
さて、日中は特にイベントも用意されていないようなので、思い思いに過ごします。白浜の崎の湯や近くの温泉に行かれた方もいるようです。
私は、前回の紀伊半島の旅でいけなかった串本の「海中展望塔」と紀伊大島へ行くことにしました。
私はちょっぴりダイバーなので、海底の世界は大好きです。なので水族館に一日いても飽きません。できればもう少し現実に近い水族館を……
そんな要求にぴったりなのがここの水中展望塔でしょうか。
珊瑚の海は慶良間で一度潜っただけ。たいてい伊豆の大瀬崎ですからあこがれますね。
せっかく紀伊大島に行くので、潮岬にも行ってみました。本州最南端です。本当は灯台にも行きたかったのですが、前の駐車場が有料です。
まあ、タワーのところからも歩けますが……パス。
紀伊大島では先っちょの樫野崎灯台に行かなくてはいけません。
ここには渋腸お薦めのキンカンソフトとその宣伝用ウ○コオブジェがあるからです。
駐車場に車を駐めて炎天下をしばらく歩くと、ありましたキンカンソフト。おもしろい看板?があります。
写真を撮ってから店内にはいると、おばさんが「キンカンソフトね?」と……先読みされてますね。
なかなかおいしいソフトでした。さらに「トルコなんとか」を右に見て歩いていくと樫野崎灯台がありました。
このあたりの海は景色が良いです。帰りにもあっちへ寄り、こっちへよりしながら海の写真を撮りました。
そんなことをしながら良い時間になったので、オートパーク日置川へ戻ります。
渋腸リサーチの安売りスタンドまで行くつもりだったのですが、メーターはエンプティ。
丁度はと号さんが到着していたのでガソリンを10リットル借りました。(はと号にガソリンがあることを私はなぜか知っている……)
丁度漂流ハイゼットさん主催のかき氷大会が始まりました。まず看板を下げてと……
えーっ!かき氷電気ドリルで作るんだ!?発想の転換ですね。
適当なところで私は南紀白浜空港へ。ある人のお迎えです。
帰ってきたらすっかり良い感じの宴会ムード。
渋腸のありがたいお話のあと、私の発声で「かんぱ?い!」はと号さんの到着=ビアサーバーの到着と言うことで、おいしい生ビールをたらふく。
まだ会員証大ジョッキーをお持ちでない方への贈呈式もやりました。
本オフは海のもの中心。ガシラ(カサゴ)の唐揚げやイカの一夜干し、トコブシなどが出されます。まいう?です。食べて飲んでお休みなさい。
明けて月曜日。朝からじりじりと太陽が照りつけます。西の料理長はまたまたみんなの朝ご飯作りです。イカ入り焼きそば?
焼きそば入り焼きイカ?イカが大量に残っています。(おみやげにもいただきました。)
みんなで力を合わせて撤収していきます。
サイトはただの広場になりました。こうなればお約束のジュニア整列写真です。今回は場所の関係でVの字です。センターは異車種のお約束通り、
今回はジャイロを引っ張った酒呑童子号です。
人も撮っておきましょう。
他のサイトには、もうほとんど誰もいないので「オートパーク日置川」PR用写真も撮っておきましょう。
3日間大変良い条件で使わせていただき、感謝です。
「オートパーク日置川」http://www.daisue.co.jp/d-kai/hiki/index.htm
そして三々五々となりました。
帰りルートはどうするか迷いましたが、とりあえず白浜のとれとれ市場に向かいます。
以前来たときに大変おもしろかったのでまた寄りました。お目当ては「梅干し」前回好評で、お取り寄せまでしてしまいました。
今年はさらに有田ミカンシリーズ。ジュースとゼリーとジャム。試食するとすんごく美味しいです。
さらにテレビで取り上げられたワラビ餅などをゲットし車へ。
駐車場から車を出すと「ゴトンゴトン」「あっ、パンク?」
実は日置川を出発指し、白浜に近くなった頃タイヤからことこと異音が出ていたんです。何だろうと思っていましたが、
駐めている間にこんな事になってしまいました。
びーっくりです。タイヤがこんなにすさまじいことになってるところは見たことありません。スチールワイヤーがぶち切れ、
トレッドがめくれています。
もし高速でこんな事になっていたらと思うと、ぞーっとします。
現場に居合わせたはと号さんに見届けていただき、スペアに交換しました。
付属のパンタグラフジャッキでジュニアが上がるんだろうかという疑問がありましたが、やってみると意外にもOK傾斜地で交換し、
上げる方を高い位置にしたのも良かったのかもしれませんが……。
こんな事もあったので、タイヤに負担のかかるカーブ連続の下道は避け、高速の黄金ルートを使って帰ることにしました。
とれとれ市場で買っためはり寿司をほおばりながら、阪和道の渋滞にもめげず、PAで休みながら
ダラダラ帰ります。
名神に入り大津PAで琵琶湖を眺め新名神に入ります。
得意の「刈谷ハイウエイオアシス」に寄るためです。
風の強い名港トリトンを通っているとき、地元FM局が花火のカウントダウンをしています。「どこ?」「名古屋港」「ここじゃん」「3・2・
1・0」「どっかーん」
左前方に花火です。なんてタイミング良いんでしょう。
そんな興奮もさめやらぬまま「刈谷ハイウェイオアシス」着
帰りはゆっくりお風呂に入れました。エビ煎餅や豚まんも買えました。
のんびりしすぎて10時を回ってしまいました。
さあ、頑張って帰りましょう。
頑張って走りました。頑張って走りまZZした。頑張って走りましZZたZZ。危ねー。居眠りしそうです。限界です。
12時、日本坂SAで仮眠します。
3時頃起きてまた走り始めます。
なんか表示が出ています。
「東名川崎?東京 通行止め」
えーっ!
何でも大事故があったらしいです。
しょうがないので横浜青葉で降り、渋滞の246を耐えながら走り、何とか7時過ぎに帰宅しました。
遠かったです。でもめっちゃ楽しかったです。
関西オフは毎年恒例になりそうだなー……
次回は福島猪苗代のブルーベリーオフです。