土曜の午後からぶらりと出かけてみました。1泊ですから近場。群馬を旅してみました。
(法師温泉)
この夏はずいぶん気ままな旅を楽しみました。仕上げは群馬の旅です。
8月18日土曜日、午前中は仕事関係の用事がありました。次の週はオフ会、その次はもう9月、仕事でふさがっています。
この土曜の午後と日曜日がラストチャンス。どん欲に出かけます。
嵐山に母親の墓があります。しばらく行けなかったので墓参りがぶらり旅のスタートです。R254で行きます。
いつもの如く犬の金吾も一緒です。
墓参りを済ませR254を北上します。
途中カワセミ河原を見ながら、「来週また来るんだよな……。今日はキャンカー泊まってるかな……?」などとつぶやいていました。
さらにR254を進みます。途中美里町に造り酒屋があるのが前から気になっていました。「なら漬け」と大きく書いてあります。
いつもは素通りですが、今回はぶらり旅なので寄ってみます。
生酒を買ってみました。要冷蔵です。冷蔵庫のあるキャンカーならではの買い物です。なら漬けも買いました。定番の瓜もありましたが、
珍しいのでショウガを買ってみました。
次は本庄市(旧児玉町)にある洋菓子工場の「シェリエ」。ここも毎回来てしまいます。
バームクーヘンの切り落としみたいなのが破格です。しかもうまいです。結婚式の引き出物級です。
その次はまたまたお気に入りの、神川町にある湯郷白寿。
掛け流しの成分濃そうなお湯です。お湯の流れる床に、成分が鍾乳石のように固まっています。露天風呂もなかなか良いです。
さて、ここまではいつもの日帰りの道のりです。ここからが群馬大冒険です。
まず晩ご飯をどうするか。とりあえず群馬に入り、道の駅「ふじおか(ららん藤岡)」で作戦会議。
この道の駅にもうまい物は沢山あるのでここで食べようかとも考えたのですが、
群馬といえば同じアウトドアジュニアにお乗りのTakumaさんの情報が美味しいです。HPで群馬のグルメもたくさん紹介されています。
あれこれ考えた末、前橋の煮込みうどんの店「さとり」をチョイスしました。
お店を探しながら走ります。「この辺なんだよね。ここはTakumaさんおすすめの店で……」と妻に話しながら走っていたら、
ありました。えっ?!!!!!
Takumaさんの車が停まって居るではありませんか!
何という偶然。Takumaさんは乗鞍の帰りで、1週間ぶりのご帰宅だとか。いやあ、本当にびっくりしました。
こんな事ってあるんですね。
Takumaさんおすすめの芸術品「カルビうどん」を食べました。本当に美味しいです。
残ったおつゆもおじやにして完璧に頂いてしまいます。
非常に満足しつつ、今晩の宿泊地、道の駅「こもち」に向かいます。残念ながら得意のベイシアの営業時間内には着けませんでした。
さてこの道の駅、普段はお買い物しかしないのですが、よくよく見てみると三国街道の宿場町のところにあるんですね。その名も白井宿。
1昨年の中山道の旅、この夏の東海道の旅で旧宿場町は色々見てきましたが、ここも同じような風情があります。
さて、道の駅の売店は表示より1時間も早く開店しました。前回キノコ類が美味しかったのでまた買います。
群馬のこんにゃくアイスもゲットします。
子持を出発して最初に行ったのが、やはりTakumaさんお薦めの永井食堂。
実はTakumaさんに紹介される前からちょっとしたことで知っていたんです、ここは。
もつ煮、食べてみたかったんですが、残念ながらお盆休みでした。
次に寄ったのが道の駅「たくみの里」。群馬の道の駅は全駅制覇していたのですが、ここが出来たために1つ抜けていたのです。
これで完璧です。
なんとここも旧宿場町だったんですね。
やはり、独特のたたずまいです。町並みの景観を保存するために、消火栓にも気を配っています。
宿場名は須川宿ということでした。
色々な工房があり、体験もできるようです。片っ端から頭を突っ込んでいると結構時間がかかります。なかなか楽しめる道の駅です。
さて、次はどうしようか……。と考えていると、ふと「法師温泉」という言葉が頭に浮かびました。そうだ。法師温泉に行こう。
昔よく苗場スキー場に来ていた頃、法師温泉の看板は見るのですが素通りでした。JRのフルムーンのコマーシャルが流れたときも、
行ってみたいとは思いましたがなかなか行動に移せませんでした。なので、今回のぶらり旅の立ち寄り場所としては最高だと思いました。
というわけで行ってみました。
猿ヶ京を過ぎたところから谷へ下りていきます。なかなか凄い道です。秘湯にふさわしい道です。動物も飛び出すようです。
しかも色々なものが出るようです。
そうこうするうちに着きました。
それっぽいたたずまいです。日帰り入浴は昼の間だけです。一人800円也。
女性用のお風呂と混浴大浴場(例のポスターのお風呂)という構成です。泊まり客は露天風呂も入れるようです。妻は思案したあげく、
勇気を出して混浴の方に入りました。
ポスターと同じです。(当たり前か……)
底が砂地のようになっていて、泡が出ています。温泉がわいて居るんでしょうか?
良いお湯でした。帰りに、また少し冒険してみました。来た道を戻らずに横へそれてみました。
永井宿。ここも宿場町だったんですね。もう宿場町シリーズです。R17に出るところが険しいです。
アクセルべた踏みで5キロくらいしか出ません。どんどんスピードが落ちていきます。このままではバックしてしまう!
というところでR17に出ました。よかったです。
R17を素直に戻ればよいものを、また冒険して山道を走りたくなりました。左「水上」の看板。
猿ヶ京から県道270号線で仏岩峠を越えます。
実は、このルートを行くと関越道谷川岳PAの脇を通るんです。谷川岳PAには谷川岳の美味しい水を汲むところがあるので、
そこへ寄ってポリタンクに水を汲んでいこうと企てたわけです。
この水は本当に美味しくて、コーヒーの味やご飯の味が変わります。
水を汲んだら、次は道の駅「水上町水紀行館」に寄ります。おなかも空いたので、おそばを食べます。
次は道の駅「月夜野矢瀬親水公園」。以前来たときはスタンプを押しただけだったので、今回はじっくり行きます。
なんとここは古代の遺跡だったのですね。
次は道の駅「川場田園プラザ」。色々なものを売っていて面白いです。
「山賊焼き」というものを食べました。早い話がソーセージの盛り合わせ。結構な分量でリーズナブル。
川場ビールが飲みたいところですね……。
アップルパイを買って帰途につきます。
沼田から本所児玉まで(東松山まで行くつもりだったが、花園事故で大渋滞のため下りる)通勤割引利用で関越に乗りました。56.
2キロ、800円也でした。
土曜の午後からぶらりと出かけても、結構楽しめるんだなという実感です。キャンピングカー万歳。アウトドアジュニア万歳。